天皇陛下御即位20年奉祝「日本武道祭」報告
2009年10月10日(土)、日本武道館にて、財団法人日本武道館開館45周年記念事業「日本武道祭」が、“天皇陛下御即位20年奉祝”記念事業として、秋篠宮殿下、同妃殿下にご来臨をいただき、盛大に開催されました。
開会式の後、9つの武道(柔道、剣道、弓道、相撲、空手道、合気道、少林寺拳法、なぎなた、銃剣道)と古武道(天真正伝香取神道流剣術、竹内流柔術腰廻 小具足、陽流砲術)の演武が行われ、弓道に続いて2番目に行なわれた柔道の演武では、向井幹博六段(講道館道場指導部)と横澤由貴女子参段(三井住友海上 火災保険㈱、2004年アテネオリンピック52kg級銀メダリスト)が投技(大内刈、出足払、送足払、背負投、袖釣込腰)と固技(巴投から十字固、相手の 背負投から送襟絞め)を披露したあと、向井六段の指揮のもと、春日柔道クラブの少年少女が柔道の基本的な練習法である打込と投込を行いました。
どの武道の演武も素晴らしく、ひとつひとつの技が極まる度に会場から拍手が沸きあがっていましたが、他の武道がベテランの演武者を多く揃えたのに比べ、柔道は少年少女たちの若く溌剌とした演武が光り、印象的でした。
(事務局総務課長 坂本健司)