2009年第59回日本スポーツ賞表彰式
2009年1月21日(木)正午より東京・千代田区にあるホテルニューオータニ「鶴の間」において、2009年度日本スポーツ賞の表彰式が催されました。
この賞は、昭和26年(1951年)に読売新聞社によって制定されたもので、毎年スポーツ競技団体から推薦された優秀選手、またはチームを日本スポーツ賞委員会により慎重な選考を行い、受賞者を決定するものです。
近年の柔道界では、2008年度に北京オリンピックで2連覇を達成した66㎏級の内柴正人選手が選ばれ、2004年度にアテネオリンピックで柔道初、日本個人初の3連覇を成し遂げたという理由で野村忠宏選手が大賞を受賞、2001年度には世界選手権48kg級で前人未到の5連覇を成し遂げたという理由で谷亮子(当時は田村)選手が2度目の大賞を受賞しています。
そして本2009年度には惜しくも大賞には選ばれませんでしたが、競技団体別最優秀賞に全日本女子強化選手ナショナルチーム63㎏級・上野順恵選手が選ばれました。
会場は粛々とした雰囲気の中、やや緊張しつつも落ち着いた様子の上野選手でしたが、トロフィーの受け取り式が終わると、とてもいい笑顔を見せてくれました。
その後、同会場で行われた午後1時からの受賞パーティーにも出席した上野選手はとてもリラックスした様子で、「初めていただけた賞でとても光栄です。これからもがんばります」と話してくれました。