2018年1月22日(月)11時より東京・パレスホテル東京において第67回日本スポーツ賞の表彰式が催されました。
この賞は、昭和26年(1951年)に読売新聞社によって制定されたもので、毎年スポーツ競技団体から推薦された優秀選手またはチームの中から、日本スポーツ賞委員会が選考を行い受賞者を決定するものです。
本年の競技団体別最優秀賞に柔道では「世界選手権男女混合団体戦日本代表チーム」が選ばれ、チームを代表して全日本女子の増地克之監督がトロフィーを受け取りました。
当日の受賞式には、増地克之監督に加え、日本スポーツ賞委員でもある当連盟の山下泰裕会長が出席いたしました。
競技団体別最優秀賞
「世界選手権男女混合団体戦日本代表チーム」
男子監督:井上康生
女子監督:増地克之
選 手:芳田 司、宇髙菜絵、新井千鶴、新添左季、朝比奈沙羅、素根 輝
橋本壮市、中矢 力、長澤憲大、王子谷剛志、原沢久喜
世界選手選手権ハンガリー・ブダペスト大会の決勝で、ブラジルを6-0で下し優勝した。
2020年東京オリンピックで実施種目入りし、この大会で初めて行なわれた男女混合団体戦。
男女3階級の計6名がそれぞれ試合を行なって勝敗を競うもので、21チームが参加した。
個々の試合では苦戦する場面もみられたが、結果としては全対戦で他国チームを圧倒、決勝では6人全員が勝って
初代王者に輝いた。
「初代チャンピオンになって歴史を作れた」と女子の増地監督。
男子の井上監督は「東京五輪も素晴らしい結果が確保できるように努力したい」と語った。
~読売新聞パンフレット抜粋~