オリンピック代表選考方法
オリンピックの代表選考については、原則として過去1年間の国内外の大会の 結果および内容を勘案の上、金メダルに一番近い選手を選考している。 具体的には、前年秋の講道館杯全日本体重別選手権大会から当該年の春の全日本 選抜体重別選手権大会および全日本選手権大会(男子)、皇后盃(女子)までを 選考期間と位置づけている。選考の内容としては、講道館杯、選抜体重別選手権 の成績だけではなく、過去1年間の各種大会(国内大会、国際大会等)の他、直 近のオリンピックや世界選手権大会の成績や内容、そして現状として誰が金メダ ルを獲得できるかなど、数々の要素を分析、検討し、選考している。
重量級の代表は、全日本柔道選手権大会(男子)、皇后盃全日本女子選手権大 会(女子)終了後にそれぞれ決定し、その他の階級は全日本選抜体重別選手権大 会後に決定する。