世界選手権大会日本代表選手団が帰国
8月26日~30日まで、オランダ・ロッテルダムにて行われた2009年世界柔道選手権大会日本代表選手団が日本航空機で成田空港に到着、帰国した。
空港内では吉村和郎強化委員長、篠原信一男子監督、園田隆二女子監督、男女メダリスト7名の計10名が会見に出席した。
吉村委員長は、「男子が金メダルにゼロに終わり、女子は3つ獲得したとはいえ、結果には物足りなさを感じている」と険しい表情で記者団に、改めて報告をした。
続いて篠原監督は開口一番、「申し訳ございません」と頭をさげ、「金メダルゼロの結果に責任を感じています。監督を引き受けて10ヶ月あまり、私なりに やってきたつもりだったが、甘さを痛感しています」と続いた。それでも、「メンタル強化も必要だが、稽古、トレーニングでしっかりと追い込んでいきたい」 と気持ちを引き締めた。
金メダル3つを獲得した女子の園田監督は「有る程度の成績が出たことで、やってきたことに間違いはなかったと思うが、これまでのことを今後も引き続き行い、勝った選手は連覇を、一歩届かなかった選手はそれ以上の成績を目指したい」と、早くも先を見据えていた。
疲れた様子も見せることなく、会見場に向かう上野選手と中村選手
報告をする選手団
今大会のメダリストたち