第57回 全日本産業別柔道大会
標記大会は2009年11月23日(月・祝)、全日本実業柔道連盟主催、東日本実業柔道連盟主管、(財)全日本柔道連盟、(財)講道館、朝日新聞社後援のもと、講道館大道場において開催された。
本大会は企業別ではなく、業種別に1チーム12名で編成し、点取り試合で勝敗を競う。今年は繊維、JR、警備、医療接骨、エネルギー、鉄鋼、建設・電機、官公庁、食品・印刷、運輸の10チームが参加した。
9時30分からの開会式の後、これらの10チームはAブロックとBブロックにそれぞれ5チームずつ分かれ、リーグ戦を行った。その後、各ブロックの1位同士で決勝戦、2位同士で3位決定戦を行った。
結果は以下の通りである。
▽3位決定戦
警備(Aブロック2位) 7-2 食品・印刷(Bブロック2位)
9名でここまで勝ち上がった食品・印刷チーム、7将・稲澤真人、6将・佐々田裕良(共にダイコロ)が一本勝で気を吐くも、力及ばず、警備部門が3位となる。
▽決勝戦
繊維(Aブロック1位) 7-3 鉄鋼(Bブロック1位)
決勝戦は昨年と同じ顔合わせとなる。序盤、互角の展開を見せたが、7将で繊維部門の辻玄太(旭化成)が一本勝するとその後、5連勝で繊維部門が一気に優勝を決める。旭化成の選手を中心とする繊維部門が7連覇を達成する。
優勝 繊維
2位 鉄鋼
3位 警備
また、以下の7名が優秀選手として表彰された。
繊維部門 野田 嘉明(旭化成)
増渕 樹(旭化成)
黒澤 平(東 レ)
鉄鋼部門 吉永 慎也(新日鐵・本社)
森田 祥一(新日鐵・広畑))
警備部門 落合 雄太(セコム)
青木 勝士(セコム)