平素よりお世話になっております。
国際柔道連盟理事会の決議により、本年12月11日~13日に予定されておりましたグランドスラム東京2020がキャンセルとなり、以下リンクの記事がIJFより発表されました。
https://www.ijf.org/news/show/health-first
なお、グランドスラムの中止による国内大会への影響はございません。
何卒よろしくお願いいたします。
【専務理事 中里壮也コメント】
日本は東京オリンピックの開催国であり特別な配慮が必要であるという意識のもと、コンタクトスポーツである柔道の競技特性に鑑み、IJFとして慎重を期すためにグランドスラム東京の中止を判断したと、IJFより連絡を受けました。
大会まで3か月を切っておりましたが、直前のキャンセルとなると各関係者への影響が大きいため、現段階での決断となりました。
年明けにはIJF大会や国内大会が多く予定されており、会場手配や予算面などの懸念も踏まえて大会の延期は現実的でないとし、中止の判断となりました。
なお、入国制限や14日間待機の緩和については本連盟からスポーツ庁に対し相談をしておりましたが、具体的な議論に入る前にIJF側が中止の判断をしたもので、政府の水際措置が中止の原因になったものではございません。
本連盟としては、東京オリンピックの準備に向けて、政府、組織委員会、東京都などに対し、引き続き国内競技連盟として出来うる協力を図って参ります。
グランドスラム東京の中止が10月31日・11月1日の講道館杯開催への影響することはございません。
講道館杯は国内大会であり、本連盟のガイドラインに沿った大会運営に加え、選手や関係者に新型コロナウイルスの検査を実施するなど、感染防止を徹底すべく計画しております。
66kg級の東京オリンピック代表内定選考については、グランドスラム東京が予定されていた時期での開催を予定しております。
両選手が最高の状態で試合に臨めるよう、そして柔道ファンの皆様に熱戦をお楽しみいただけるよう、会場や開催日など様々な角度から検討を進めて参ります。