全日本柔道連盟(以下、本連盟)は、経済産業省と日本健康会議が共同で運営する「健康経営優良法人制度」において、中央スポーツ競技団体としては初となる「健康経営優良法人2025(中小規模法人)」に認定されました。
本連盟は、柔道競技界を統轄し代表する団体として、嘉納治五郎師範によって創設された柔道の普及および振興を図り、もって国民の心身の健全な発達に寄与することを目的として活動しております。その中核となる事務局の職員一人ひとりが心身の健康を維持し、高い生産性を生み出す職場となることが、目的を達成するために必要不可欠であるとの考えのもと、2023年度から大塚製薬株式会社様が提供する「健康経営つながるサポート ONLINE」でサポートを受けながら健康経営の取り組みを続けてきました。
引き続き、本連盟では、健康活動に対する積極的な支援を推進していくことで職員の健康意識の向上とウェルビーイングの実現を目指すとともに、本連盟の目的である国民の心身の健全な発達に寄与するための活動に邁進して参ります。
【2024年度の健康経営の主な取り組み】
◆健康診断の充実
定期健康診断の受診率100%を実現するだけではなく、オプション検査の受診費用の一部を補助することで、健康診断の充実を図りました。
◆睡眠の質向上への取り組み
2024年度の課題を睡眠の質の向上に定め、睡眠不足だと感じている職員の割合を減少させる取り組みを実施しました。(参考:株式会社エアウィーヴ様による睡眠セミナーの模様)
◆健康増進のための研修等の実施
2024年度は講師を招いての対面講習の他、オンラインも積極的に活用して健康に関する以下の研修を実施しました。
・喫煙率低下及び受動喫煙防止に向けた研修、女性の健康に関する研修、メンタルヘルス研修、ヨガ
◆コミュニケーションの促進
柔道競技団体として、みんなでパリオリンピック柔道競技を観戦し、日本代表選手を応援する会を実施しました。また、講道館で柔道の練習をする費用を補助しました。
◆「健康経営つながるサポート ONLINE」の活用
健康経営優良法人認定の申請に向けた取り組みのみならず、職員一人ひとりの健康維持増進を目指し、生活習慣チェックや、健康維持をサポートする大塚製薬製品の配布を実施しました。