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【女子柔道振興委員会】JJ Voice No.152:廣瀬順子さん

プロフィール

廣瀬 順子(ひろせ じゅんこ)1990年 山口県生まれ
SMBC日興証券株式会社所属

主な戦績
・2016年 リオデジャネイロパラリンピック 女子57kg級 3位
・2020年 東京パラリンピック 女子57kg級 5位
・杭州アジアパラ競技大会2022 J2女子57kg級 優勝
・2023年 IBSAワールドゲームス・バーミンガム J2女子57kg級 3位
・2024年 IBSA柔道グランプリ・アンタルヤ J2女子57kg級 優勝
・2024年 パリパラリンピック J2女子57kg級 優勝

この度は、執筆のご推薦をいただきありがとうございます。
この機会に、いま私が柔道をする中で大切にしていることについて書かせていただきます。
「楽しい柔道」これは、夫婦で暮らして柔道に取り組む上で大切にしているテーマです。
私は、19歳の時に病気の影響で視覚障害になり、22歳の時に視覚障害者柔道を始めました。
そして、25歳の時に同じく視覚障害者柔道の選手である旦那さんと結婚をしました。

柔道を始めたきっかけは、小学校5年生の時に読んだ「あわせて1本!」という少女漫画です。
高校生までは一般校の部活で柔道をしていましたが、正直高校生までの私は、毎日の練習についていくのに精一杯で、厳しい練習の中に楽しさを見つけることができていませんでした。しかし、旦那さんと一緒に練習をするようになり、「どうせしんどい事をするなら楽しくやろう、楽しんだほうが強くなれる。」という一言をもらい、それから柔道を楽しめるようになりました。

楽しむや笑うという表現は、時に不真面目だと捉えられることがあります。
しかし、一生懸命に練習するからこそ生まれる楽しさや笑顔があると、私は感じています。練習した技で投げることができたら楽しい、投げるか投げられるかの接戦な乱取りが楽しい、投げられてばかりでも、強い人がどうやって技に入っているのか考えると楽しい、一生懸命練習している仲間の姿にワクワクして笑顔になる。
練習がしんどい時も、試合で結果が出なくて苦しい時も、毎日の練習の中に楽しさを見つけることで、今まで頑張ることができました。
そして、試合に向かう時には、柔道が楽しいという気持ちを持って戦うことを一番大切にしてきました。
それが、自分が一番強い時だからです。

いま私が柔道を楽しめているのは、旦那さんの存在はもちろん、一緒に練習をしてくれる仲間に恵まれているからだと思います。
去年のパリパラリンピックで金メダルを獲得した後は、たくさんの方が喜んでくださり、改めて自分は皆さんに支えられているのだと実感しました。
そして、目標を達成できたことで「楽しい柔道」は間違っていなかったと思えました。

これからも、支えてくださる皆さんへの感謝の気持ちを大切に柔道に取り組み、「楽しい柔道」を広めていきたいです。

旦那さんとの練習風景
グランドスラム東京2024

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