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【女子柔道振興委員会】JJ Voice No. 98土川美和子さん

プロフィール
土川 美和子(つちかわ みわこ)1969年 愛知県生まれ
株式会社ドラゴン
講道館柔道女子五段

主な戦績:
1986年 全国高等学校柔道選手権大会 56㎏級 優勝
1991年 全日本女子柔道体重別選手権大会 56㎏級 2位
1991年 太平洋柔道選手権大会 56㎏級 3位

この度、鈴木香さんからバトンを受けました、土川美和子です。
鈴木香さんとは筑波大学の同級生で、高校生の時から合宿、試合等で顔を合わせ、今のように携帯など無い時代でしたので文通などしながら親しくしていました。
大学入学前に勉強会に参加したり、入学してからも鈴木さんと一緒に同居生活を送ったり、励まし合い支え合いながらの4年間でした。
千葉県出身の鈴木さんですが、縁あって今では愛知県人です。
かれこれ30年以上の付き合いですが、これからもよろしくお願いします。

私は小学3年生頃に父の勧めで町道場に通い始めました。
当時はまだ柔道をしている女の子は少なく、私の通っていた道場では私一人でした。
女子の参加できる試合は少なく、悔しい思いをしていたのを覚えています。
高校は親元を離れ名古屋市から電車で一時間ほど離れた豊橋市の桜丘高校に進学し、学校の敷地内にある寮に入り生活していました。
当時の桜丘高校の寮は運動部だけではなく、音楽科の生徒も入っており、毎日ピアノの音、歌の練習など音の中にありとても賑やかな空間でした。
最初は友達もいなく心細かったですが、一年後に堀江(旧姓:大石)愛子さんが入学し、柔道部以外に卓球部、音楽科の仲間と共に過ごし、とても貴重なそして楽しい3年間でした。
堀江愛子さんはその後、筑波大学でも後輩で現在もご近所さんです。

平成6年に愛知県で国民体育大会が開催され、私は成年女子の先鋒として出場しました。
成年女子チームは三人全て我が母校、桜丘高校出身で団結力はどこの県にも負けなかったと思っています。
試合は1回戦から決勝戦まで全て引き分け、代表戦というひやひやしながらの戦いでしたが、後に控える頼もしい後輩二人の頑張り、観客の皆さんの暖かい応援に後押しされ優勝し、総合優勝も成し遂げとてもほっとしました。
同時期に愛知県武道館において小中学生対象に週一度柔道指導をしていました。
通っている子供たちの弟、お父さんやお母さんも加わり一緒にトレーニングをしたり、ストレッチしたり、未経験者の方でも気軽に参加できるように意識して行っていました。

現役引退後、愛知県柔道連盟で強化委員として選手育成にも携わっていました。
選手が柔道に専念できる環境を作り、試合に出場できるのも、色々な方々の支え、応援があってこそだと、多くの貴重な経験を通じて学びました。

現在は柔道と離れ、道衣に袖の通すことの無い生活を送っていますが、柔道を通して学んだ事、過ごしてきた時間、一緒に戦った仲間、全てがとても貴重な経験であり宝物です。
そしていつも一番に応援し支えてくれた両親にとても感謝しています。
オリンピック出場の夢は叶いませんでしたが、柔道を通じて一生の友、仲間に出会えたことに本当に感謝しています。

筑波大学時代 練習はきつかったが楽しく充実した日々でした
愛知県武道館にて 教えていた子供たちと
愛知国体成年女子チーム

次回は、土川さんと同じ三重県出身であり共に切磋琢磨した、岡本(旧姓:川村)さおりさんが登場します。

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