この度、公益財団法人全日本柔道連盟と東宝株式会社は、柔道日本代表選手団とゴジラの協働プロモーションを進めることとなり、柔道日本代表選手団の呼称を「ゴジラジャパン」といたしました。全日本柔道連盟科学研究部が日本代表選手団のサポート活動の一環として試合映像分析を行ってきました。この分析システムを関係者の間で通称「ゴジラ」としておりましたところ、東宝株式会社にも本活動の情報が届き、ゴジラが柔道日本代表選手団を応援、サポートすることのご提案をいただきました。全日本柔道連盟といたしましても柔道の持つ「日本発祥」「伝統」「力強さ」などのイメージがゴジラと共通することもあり、今回の協働プロモーションを進めるに至りました。
また、本年はゴジラ誕生65周年にあたり、5月31日にはハリウッド版映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』も公開されるなど、柔道同様日本発の国際的認知度の高いキャラクターです。
これを機にゴジラファンの皆様にも日本柔道を応援いただけることを期待すると共に、本年8月25日より日本武道館で開催される世界柔道選手権大会での好成績に向けて邁進する所存です。今後とも「ゴジラジャパン」へのご声援よろしくお願いいたします。
3月19日(火)には、味の素ナショナルトレーニングセンターにて柔道日本代表「ゴジラジャパン」に関する記者会見が行われました。全日本柔道連盟より井上康生 全日本男子監督、増地克之 全日本女子監督、東宝株式会社 取締役映像本部映像事業担当チーフ・ゴジラ・オフィサー(CGO) 大田圭二が登壇し、今回の協働プロモーションへの想いなどを語りました。
【井上康生 全日本男子監督 コメント】
今日ゴジラを見て、太ももの大きさに驚きました(笑)。我々も格闘技の世界で強さを求める中で、非常に有難い 助っ人をいただいたと思っております。力を貸していただきながら、頑張っていきたいと思います。今後は総力戦だ と思っています。日本の総勢力を結集した上で、色んな方たちの協力を得ながら、成功へと導いていき、そして 日本の素晴らしさを世界に発信できる大きなチャンスかと思いますので、そのような気持ちで今後指導にあたりたいと考えています。
【増地克之 全日本女子監督 コメント】
今回このような強力なサポーターとして、柔道界に力を貸していただけるとのことで非常に嬉しく思います。「ゴジ ラ」といえば圧倒的な力強さの象徴ということで、全日本女子もゴジラに負けない力強さで、世界を目指して頑張っ ていきたいと思います。世界と戦う上では、攻撃を全面に出した戦いをしていきたいと思います。もちろん守備も大 事となってきますが、守らない積極性を世界に発信していきたいと考えております。
【東宝株式会社 取締役映像本部 映像事業担当チーフ・ゴジラ・オフィサー(CGO) 大田圭二 様コメント】
ゴジラが 1954 年に第 1 作が公開され、今年がちょうど 65 周年の年となります。そのような記念の年に全日本柔道 と素晴らしいコラボレーションができることを非常に嬉しく思っております。ゴジラは日本のみならず、世界中で大活 躍しており、まさに最強の怪獣です。数多くの国際大会で全日本柔道を積極的に応援していきたいと思います。